収支計画を立てる場合に注意しておきたいポイント(後半)

今回は、前回に続いて【収支計画を立てる場合に注意しておきたいポイント(後半)】を解説します。
賃貸経営で注意したいポイントを整理しておきますと、次の5点でした。
(1) 家賃につきまして
(2) 入居率や空室率につきまして
(3) 敷金や保証金につきまして
(4) 修繕費につきまして

1番目と2番目はお話しましたので、残りの二つを早速、解説しましょう。

■ 敷金や保証金につきまして
敷金や保証金をどのように計上するかという話です。これらの金額は収入と考えてはいけません。あくまでも入居者から預かっている「預かり金」として経理上も捉えておかなければなりません。収入ではなくて、いずれ将来に入居者にお返しするお金だからです。

収入にしてしまうと、ややこしくなります。経理処理もややこしいようならば税理士さんにお願いしてしまうといいでしょう。税理士費用は経費として処理することもできますし、確定申告も楽です。

■ 修繕費につきまして
入居者が退去したときに費用が発生します。具体的にはクリーニング費用とかリフォーム費用がこれになります。エアコンなどの備え付け設備の修理や取り替えをしなければならいない費用が発生します。これらは数年単位のタームで必要になる修繕費用です。

また外壁や内装などを大規模にリフォームする費用もあります。こちらのほうは数十年単位で必要になる修繕費用です。修繕費用はいろいろあります。一度に負担することは無理があります。毎年積み立てるようにしておくことをお勧めします。アパートやマンションの戸数が多くなればなるほど修繕費用は大きくなりますので注意しておきましょう。屋上の防水なども放置しておくと水漏れの原因となり大きなトラブルになるような例もあります。